月別アーカイブ 6月 2020

NIPPO主催 安全大会に参加しました

 

 

いつもお世話になっております
今月の協議会は親会社のNIPPOの安全大会が開催されたため合同開催とさせて頂きました

新型コロナウイルス対策としてマスク着用や3密の回避などの対策を取った上で開催しました

 

今回の安全大会では

ダンプ・スイーパーの誘導教育
切削器の死角体験
グーパー訓練

を行いました

 

重機の誘導はチョッキ、誘導棒、笛を装備した指名誘導員を配置します

バックをするときは運転手や周囲の人へしっかり合図を行い、それを確認した上で
誘導員の指示に従いバックすることが大切です

合図が確認できない間は車両を動かさない事が事故の防止につながります

 

グーパー訓練ではグーパー運動を実際に行い、内容を確認しました

グーパー運動とは、重機の作業範囲に作業員が入るときの合図のことです
声かけと同時にじゃんけんのグーとパーを合図を用いることで
誤解を防ぎ、わかりやすく事故を防ぐことが出来ます

 

安全体験の後は場所を移動し、職長のみの最少人数で事業者責任についてや
重機作業計画書の作成についての教育を受けました

重機作業計画とは重機を使用する関係下請負業者の事業者が作成し
作業員に周知しなければいけないものです

使用するすべての重機分

・現場のどこで作業するかと重機の運行経路
・重機の配置箇所、作業者、監視員、誘導員、作業関係者の記載
・監視員、誘導員、重機オペ、作業関係者が安全対策のために何をするべきか

を記載し、作業開始前に職長が作業員全員に作成した作業計画を提示し
それぞれ安全対策のために何を行うべきかを周知します

予定外の作業が発生したときは事故が発生しやすいです
作業前にミーティングを行い、安全対策を各自確認しましょう

 

今回の協議会で提出いただいた危険要因特定・ヒヤリハット報告書の中から 抜粋したものをいくつかご紹介いたします

(なお印刷の関係などで文字がかすれたり言い回しが伝わりにくい所があるので文面の方向性を変えず 修正したものを掲載しております)

20.6 ヒヤリハット

 

暑くなってきましたが熱中症や引き続き新型コロナウイルスにご注意下さい

今後ともトウケンをよろしくお願いいたします

雨男が現場を持つとこうなる

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お疲れ様です

ようやく少し大変な状況が落ち着いてきた感じがしますね
いつ来るかわからない新型コロナウイルスの第二波にどう備えようか考え中です

 

6月が始まり梅雨の時期がやってきました

雨が多いと現場も止まりがち
蒸し暑くもなってきて2月や3月頃が恋しくなってきます

ちなみに雨で現場が中止になるのは雨で濡れるのが嫌だからなのですが
濡れて嫌、の対象は人ではなく主にアスファルトやコンクリートです

アスファルトは雨が降っていると合材というアスファルトの材料が
冷えて固くなりうまく舗装できないため
コンクリートはもともと水がいい比率で混ざっているものなので、そこに雨が混ざると
水とセメントの比率が品質規格から外れてしまうためです

 

最近弊社では社員が増えたおかげで社長が現場に出る頻度が減っていますが
それでも人手が足りない時は今も社長が現場を担当しております

先日は大きい現場を担当させて頂いておりました
千葉県にある保育園の園庭等の外構やその周りの舗装などの工事です
(ブログへの掲載許可を頂きました、ありがとうございます!)

 

ところで皆さんは今年の3月がどんな天気だったか覚えていますか?
平年はあまり雨が降らない時期ですが、今年は曇りや雨の日がちらほらありました
月末の頃は雪が降った場所もありましたね

社長の保育園の現場はメインの施工がちょうどその時期でした
(工期が厳しいらしく社長は3月中ほぼ現場に出ていました)

現場と言っても作業内容は日によって様々です
地面を均したりブロックを積んだりなどやることはいろいろありますが
舗装などのように雨が降ってほしくない日ももちろんあります

ここでタイトル回収です
社長が現場を持つとそんな日に限って雨が降ります

 

前置きが長くなりましたが以下厳しい工期の中、品質を落とさないように雨と格闘した記録です

 

 

擁壁という壁を設置する前に、地面を確実に平坦にするために
コンクリートを打つ作業です(捨てコンクリート)
地面を平らにするだけのものなので強度は不要ですが
雨が混ざるとそもそもコンクリートが固まりません

そこでブルーシートで屋根を作りました
階段の手すりなどその場にあるものをうまいこと使わせて頂いています

 

 

 

擁壁というコンクリートの壁をその場作る作業(現場打ち擁壁)が
一から枠を組んで作業をすると工期に間に合わないため
ブロック積み擁壁という工法で施工をしました

すでにできている壁を持ってきて固定する(プレキャスト)方法もありますが
持ってきてその場所に置く重機が狭くて入れないためその場で小さいブロックを
積みあげて壁を作ります

小さいブロックをくっつけるためにもコンクリートを使用します
そのためブルーシートで屋根を作りました

 

 

通路の部分を洗い出しという方法でコンクリート舗装する下地と砂場の施工時が雪でした

砂場には砂が30cmほどの深さで入っています

砂場の囲いはコンクリートの基礎とブロック積みの施工です
積んだ後に雨で濡れるとブロックが固定できずに倒れてしまうのですが
施工日の夜に豪雨予報だったのでまたまた雨養生をしたそうです

施工時の養生は建物の2階からブルーシートを垂らして、横からの雪が入らないようにしました

ちなみに洗い出しとはセメントやコンクリートに見せたいものを混ぜて塗った後
完全に固まる前に表面をブラシなどで洗って混ぜ込んだものの表面を見せる工法です

いろいろな色や大きさの石や砂利と、中に混ぜるものの種類で仕上がりは様々です
ネットで画像検索すると見ていて楽しいです

 

 

通路の仕上げは洗い出し樹脂塗装仕上げですがその下地はコンクリートです

屋根のある場所ですが横からの雨や雪を防ぐためにブルーシートで養生をしています

 

別の角度から見るとこんな感じです

 

ちなみに今紹介した分はすべて違う日です

社長はNIPPOにいるときから20年以上現場に出て様々な現場を担当しておりますが
大事な日にはそれなりの確率で雨が降ります

以前今まで社長が担当した現場の写真を見せてもらったのですが
驚くほど晴れている写真が少なかったです
ちなみに事業内容に載せている写真は数少ない晴れている日の写真です

 

この記事を見て不安に思われた方へ(念のため)

現在社長以外に雨男ではない職員が2人おりますのでご安心下さい

仮に社長が担当についたとしても20年以上雨と付き合ってきたため雨対策の
技術と知恵は人一倍あります
それと晴れないだけで降らないときは降らないのでご安心ください
(曇りが一番多いです)