土木現場で使われる漢字について

土木現場で使われる漢字について

 

お疲れ様です

 

先日、見積を入力していた際に見た事の無い漢字がありました

「斫る」

みなさん、何と読むか分かりますか??

yahooの漢字手書き検索でも出てこなかったこの漢字「はつる」と読むのだそうです

コンクリートなど硬いものをガリガリ削ることを、俗に「斫る(はつる)」と言います

日常ではまず使いませんよね。ただ現場においてはよく使われる言葉のようです

 

このように「日常では使わないけど建設業ではよく使われる言葉」というのがあり、

今回はそのうちいくつかをピックアップしてみました

良かったらお付き合い下さい

 

では次に

「渠」

こちらは如何でしょう

これは音読みで「きょ」と読みます。訓読みでは「みぞ」とも読むそうです

読み方通りみぞを表す言葉で埋設された水路の事です

暗渠(あんきょ)という言葉は聞いた事があるのではないでしょうか

暗渠は目に見える溝を構造物を使用して地下に埋めている状態です

 

続きまして・・・

「囲障」  

正解は「いしょう」です。文字通り囲いを作る工事です

フェンス工事ですね

たまに送られてくる見積で固障と書いてある場合があります。私も最初は固障(こしょう)だと勘違いしていました

 

 

最後にこちら・・・

「轍」

正解は「わだち」です。轍とは道路走行部分に縦方向に連続して生じた凹凸の事だそうです

先人の失敗を繰り返してしまう事の例えで「おなじ轍(てつ)をふむ」という言葉がありますが、この場合の轍(てつ)も前に通った車の車輪跡にはまりこんで失敗する事の例えからきているようです

 

今回は以上です。独特な土木用語に苦戦している私ですが、ネットには土木用語集という辞書のような物も存在していました!

次回は現場用語あるあるをお届けしたいと思っています