お疲れ様です
先日行った勉強会の内容紹介の続きです
今回はアスファルト舗装についてです
アスファルト舗装の長所は
たわみ性があることで、少し変形してもある程度耐えられます
短所はコンクリート舗装に比べて寿命が短いことと、荷重や油、熱に弱いことです
アスファルト舗装は主に下から路体層→路床層→下層路盤層→上層路盤層→基層→表層
の順番で出来ています
車などの交通荷重は上の層から徐々に分散されて下層に伝わっていきます
アスファルト舗装をすることになったら以上の基礎知識をもとに、どう設計するかを考えます
道路管理者が定めた性能指標を満たせるように設計しないといけません
性能指標は主に4つあります
49Nkは5トンで、大型車1台分です
この指標を満たすために、どの材料を使って各層どれくらいの厚さにするかを考えます
いい材料を使ってどの層も厚く作れば丈夫な舗装に出来ますが、費用対効果を考えて
条件に耐えうる最小限のコストで設計しないといけないのが難しいところです
この先の内容は専門的すぎてうまく紹介できないため割愛させていただきます
舗装の会社に居ながらも舗装についての知識が皆無だったので今回の研修は勉強になりました
知らない分野の話は難しいですが知っていくのは楽しいですね